「仕事」、「働く」を考える~「教育」
おはようございます。
みんなより長い年末年始休暇を終え、
いよいよ本格的に今日から仕事開始です。
昨年は「仕事」「働く」を見つめる時間が多かったので、
今年の仕事始めにあたり、今自分の中で出ている決意を書いておこうと思います。
あなたにとって、仕事、働くって何ですか。
ただのお金を得る手段でしょうか。
それとも、自分がやりたいことを実現する手段でしょうか。
または、社会貢献、社会をよりよくする手段でしょうか。
どれも正しく、どれも必要なことだと私は思います。
去年の私は、入社3年目になり、仕事に対して疑問を抱くようになりました。
誰かのために役立つサービスの上に、仕事は成り立っています。
これは間違いないことですが、会社の求める数字の達成のために仕事をして、自分のしていることが本当に社会貢献になっているのか、全く実感できませんでした。
ただ、成果に関わらず、給料は口座に振り込まれます。
会社の歯車となり役割分担をこなし、bestよりもbetterが求められる環境に、違和感を覚えずにはいられませんでした。
そんな中、全力で自分のやりたいことに挑戦している人たちとの新しい出逢いの中で、今の仕事にのめり込めていない自分に対して、本気で転職を考えるようになりました。
私は誰かの笑顔のために自分の持てる力を存分に発揮して、感謝される中で仕事をしていきたいと強く思うようになりました。
今の会社を選んだのも、
「世界中の子供たちの笑顔のために安定したインフラを提供したい」
そんな想いからでした。今自分がしている仕事はこの一端を少しでも担うことができていれば嬉しく思います。
去年、こうやって悩んでいる時期に、私は「Teach for Japan」と出会いました。
本気で日本の教育問題に向き合い、熱い想いをぶつけ合える仲間を目にした時は、「これだ!」という直感で、Teach for Japanのフェローシップ・プログラムに応募をしていました。
教育に対する知識はなかったので、本当に想いだけを面接で伝えました。
子供たちにとってどうすれば勉強が面白く思えるか、先生という存在はどうあるべきなのか、今の子供たちに何が必要で、地域・家族・学校環境はどう連携できるのか…考えれば考えるほど想いは強くなるばかりでした。
無事に最終選考も通過し、内定をいただけたときは本当に嬉しかったです。
今の仕事から離れることが初めて実現可能になり、会社の上司や先輩、大学の先輩、メンターと思える方々に相談させていただき、自分の未熟さを実感する次第でした。
結論から申し上げると、私は今回のプログラムへの参加は辞退させていただくことにしました。(Teach for Japanのスタッフの皆様には、大変ご迷惑をお掛けしました。申し訳ありませんでした。)
理由は色々とありますが、今回の選択肢が「挑戦」ではなく、自分の現状に対する「逃げ」だと思えたことが一番大きいと思っています。
仕事が夢になるのではない。
仕事に取り組む自分の姿勢が、どんな仕事も夢にするんだ。
仕事を楽しもうと思ったら、どんな仕事も楽しめます。
「この仕事はつまらない仕事だ」
「嫌な仕事だ」と思ったら、
どんな仕事もつまらなくなります。
私たちが、どのように仕事を受け止めて、
どのように仕事を自分自身に活かし、
次の世の中に活かしていくか。
これはとても大事なことだと思います。
大事なことは、自分に原因を探すことです。
今の現状、自分のいる環境に対しての不満を、私は自分ではなく、外的環境のせいにしていました。自らが作り出している環境であるにも関わらず。恥ずかしい話です。
働いている大人をみて、子どもたちがワクワクした未来を描ける、そんな社会を実現していきたい、そう願っている自分がこんな状態では「教育」現場に立てないと思いました。
「教育」とは、口先で手段や方法を教えることじゃない。
大人たちが態度、背中で語ることだ。
(メンターからの言葉)
子どもの心に火を灯す教育。
そんな教育者になりたければ、まずは自分がイキイキとした自分でなきゃいけない。
だからこそ、今の恵まれている職場でもう一度頑張っていくことに決めました!
将来はどうするのか、何になるのか、まだわかりません。
ただ、「今ココ」に全力で色んなことに挑戦していきたいと思います。
それでは、今週もお仕事、頑張っていきましょう!!
(心機一転、手帳を新しくしました~!!!)